公害防止管理者試験は電話帳が全て

電話帳 公害防止管理者
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はじめに

私は、大気関係1種公害防止管理者を一発合格しています。かと言って簡単に合格出来たわけではありません。かなりの時間を費やしてなんとか取れた感じです。難関資格とは言いませんが、難易度は高い部類に入ると思います。

その上で、これから公害防止管理者試験を受ける方に向けて、どのような勉強をすれば良いのか、私なりに思うことをまとめてみました。

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公害防止管理者は難易度高し

一般的には知名度の低い資格なので、業界の人間でない限り知る人はまずいないのが現実です。なので、取ってもあまりドヤれません(笑)結構難しい資格なんですけどね。

知名度の低さから、そんなに難しくはないだろうとタカをくくってしまいがち(私もそうでした)ですが、やってみると結構難しくて焦ります。そして学習範囲が非常に広い(法律の条文から理数系の計算問題まで)ので、本腰を入れて勉強する必要があるのです。

公害防止管理者はレアで重要

公害防止管理者は、法律で定められている特定の事業所には配置が義務付けられているので、いなければ事業を継続できなくなります。

企業にとって公害防止管理者の確保は存続に係る死活問題なのです

これで公害防止管理者がかなりレアで重要な資格であることはご理解頂けたと思います。就職・転職に有利なのはもちろん、現職での昇進・給与アップにもプラスに作用するのは間違いありません。

公害防止管理者の攻略法

過去問に始まり過去問に終わる」これは試験の格言ですよね。実際、過去問のみを徹底的に仕上げれば合格できる資格は多いです。

しかし、公害防止管理者は「別」です。

では具体的に「別」というのはどういうことなのが見て行きましょう!

出題範囲が非常に広い

assorted books on book shelves

もちろん過去問は重要なのですが、どの学科もとにかく出題範囲が広いため、例え10年分の過去問を完璧に仕上げたとしてもまだまだ穴があると思いました。

「初めて見る問題ばかりだった!」

「今年から試験作成者変わった?」

「難易度調整入った?」

これらは試験後の掲示板等で良く見かけるメッセージです。でも実際には出題傾向が変わったとかではなく、単純に過去問だけではカバーしきれていないため初見の問題が多いように感じてしまうのです。

具体的にどれぐらい広いの?

公害総論・概論では環境基本法の条文を読み込んでおく必要がありますし、技術面の科目では、表やグラフ、機材の構造・構成、説明文等、一通り頭に入れておく必要があります。これは過去問だけではとてもカバーしきれる量ではありません。

では、どうすれば良いのか?

公害防止管理者試験は「公式テキスト」から全て出題されると言われています。いわゆる「電話帳」と呼ばれているものです。その名のとおり分厚くて値段もそこそこするのですが、ここから出ると言われている以上は絶対に買っておくべきです。

実際に、過去問集や参考書だけではカバーしきれない出題が毎年多くあって、こんな問題どこに書いてあった?と調べると、必ず「電話帳」に書いてあります。つまり「電話帳」は徹底的に読み込んでおく必要があると言うことです

ただ、電話帳だけをひたすら読み込むのは実際辛いですし頭に入ってきません。そこで電話帳とリンクした公式の過去問集があります。これと合せて学習するのが効果的です。

過去問を解く→電話帳で調べる→電話帳で関連を深掘りする→また過去問に戻る この繰り返しです

私もそうやって何とか合格しました。

電話帳は最新版を購入するべし

テキスト、問題集、参考書・・・試験のための書籍は全て最新版を揃えましょう公害防止管理者試験の場合は特にそうです

理由は簡単、環境関連の法令は毎年変わります。そして変わったところが出やすい。環境データも毎年変わります。毎年アップデートされた電話帳から出題されているからです。何年も前の中古の電話帳では、データが現在と変わっていて、例えばSOxの排出量の順位などを間違って覚えてしまうからです。

資格試験には戦略が必要です。

詳しくは以下で解説していますのでご一読ください。

勉強時間

close up of hands

合格に必要な勉強時間は200時間と言われています。(某資格試験サイトより)

200時間というと毎日2時間で3ヵ月以上・・・。

これは実務経験や理系の基礎知識など個人差が大きいと思うので参考程度と捉えた良いと思います。私はもっとしました。半年前から1日2時間以上はやったので、倍の400時間は勉強したと思います。

ただ言えることは、「努力しないと取れない」ということです。

まとめ:公害防止管理者試験は電話帳が全て

これまで私は様々な資格を取得してきましたが、私がいつも実践していることを述べます。

それは、過去問と教科書を行ったり来たりするジグザグ学習法です

どうしても過去問だけだと、そこに出ているピンポイントの知識しか得られないので、必ず教科書に戻ってその周辺知識を固めます。インプットとアウトプットの繰り返しですね。

公害防止管理者試験は「電話帳」が教科書です。

試験は教科書から出るのは当たり前。公害防止管理者試験は全て電話帳から出るというのは当然のことなのです。

ジグザグ学習法

教科書(新・公害防止の技術と法規) ⇔ 過去問集(正解とヒント)

教科書と過去問を行ったり来たり!

インプット(教科書)とアウトプット(過去問)を繰り返す!!

ぜひ実践してみて下さい!

試験勉強お疲れ様です♡

当サイトでは、公害防止管理者を目指す貴方のために様々な情報を展開しています。

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行政書士、個人投資家、理系女子、資格マニア、クラシック音楽の人。大手IT企業を華麗に退職してブラック企業を彷徨い人生絶望。このままでは終われない→猛勉強して行政書士一発合格!「人生は自分で描くもの」を実践中!

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