公害防止管理者(大気関係)の試験科目「大気特論」では、測定技術に関する問題が毎年4問出題されています。
難解で覚えることが多く、大気特論の中では一番出題数の多い厄介なところです。
今回は、その中でも頻出の「排ガス試料採取方法」について解説します。
私、ここ超苦手なのよね…
そんなことだろうと思って要点をまとめてみたよ!
関連の過去問も集めておいたからね!
「排ガス試料採取方法」とは?
「排ガス試料採取方法」とは、排ガスを分析する際に試料となるガスを採取する方法のことです。(そのまんまw)
覚えるべきポイントは以下の3つ!
- 採取方法
- 採取装置
- 採取管の材質
では順番に見て行きましょう!
試料ガス採取方法
この3つは確実に!(良く出ます)
- 採取位置
ダクトの屈曲部など形状の変化する部分は避ける - 採取点
ガス濃度の変動が採取位置断面で±15%以下の場合、1点で良い - 採取口
排ガスの流れに対して直角に挿入する
試料ガス採取装置
採取装置の構成はこの2つ!
- 化学分析:採取管 → 導管 → 捕集部
- 連続分析:採取管 → 導管 → 前処理部 → 分析計
採取管の材質
ガスによって使用NGの材質のものがあるので、これだけはしっかり覚えましょう。
使用NGの組み合わせ
- 塩素 :ステンレス、チタン、四ふっ化エチレン樹脂
- 塩化水素 :ステンレス
- ふっ化水素:シリカガラス、セラミックス
補足
その他よく出るところをまとめてみました。
- 一次ろ過材を採取管の先端又は後段に装着する
- 導管の長さはなるべく短くする
- 採取管と導管は保温又は加熱する
ポイントがまとめてあると助かるわ
これなら何とか覚えられるかも!
「排ガス試料採取方法」の過去問にチャレンジ!
それでは、過去問にチャレンジしてみましょう!
最初はさっぱり分からなくて愕然とするかもしれません。
私もそうでした。でも大丈夫!
丸暗記するしかないのですから!
令和2年(2020年) 問13
令和元年(2019年) 問12
平成30年(2018年) 問13
平成29年(2017年) 問13
平成28年(2016年) 問12
平成27年(2015年) 問13
平成26年(2014年) 問13
「大気特論」の勉強法
どうでしたか?
要点をまとめると覚えやすいですよね?
「測定技術」は本当に範囲が広く難解です。しかも良く出るので厄介なんですよ。
個人的には一番苦労したところです。
私の場合、公式テキストを熟読しながら公式過去問集と公式科目別問題集の問題を解きまくりました。
ド素人の私でも一発合格できたので大丈夫です!
★公式テキスト(通称:電話帳)
★公式過去問集
★公式科目別問題集
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