公害防止管理者(大気関係)の試験科目「大気特論」では、測定技術に関する問題が毎年4問出題されています。
難解で覚えることが多く、大気特論の中では一番出題数の多い厄介なところです。
今回は、その中の「燃料試験方法」について解説します。
私、ここ超苦手!
呪文みたいでサッパリ分からないの…
そんなことだろうと思って要点をまとめてみたよ!
関連の過去問も集めておいたからね!
「燃料試験方法」とは?
「燃料試験方法」とは、燃料を燃やした時に出るガスを分析する方法です。
以下の3つの燃料について整理して覚えて行きましょう!
- 気体燃料
- 液体燃料
- 固体燃料
では順番に解説して行きます。
気体燃料
気体燃料は、一般成分と特殊成分に分けられます。
それぞれの分析方法は以下の通り。
成分種 | 元素 | 分析方法 |
---|---|---|
一般成分 | ガス状の炭化水素 水素 一酸化炭素 二酸化炭素 酸素 窒素 | ガスクロマトグラフ法 |
特殊成分 | 全硫黄 硫化水素 アンモニア ナフタレン 水分 | 過塩素酸バリウム沈殿滴定法 よう素滴定法 中和滴定法 ガスクロマトグラフ法 吸収秤量法 |
一般成分/特殊成分の内訳、一般成分の分析はガスクロマトグラフということだけでもまずは覚えて下さい。
特殊成分の分析方法は代表的なものだけを載せています。
これだけでも頭の片隅に入れておきましょう。
これだけでも挫折しそう…
液体燃料(ガソリン、灯油、軽油、重油)
液体燃料は、硫黄と窒素の分析方法について覚えておく必要があります。
ここには代表的なものだけを載せています。
元素 | 分析方法 |
---|---|
硫黄 | 酸水素炎燃焼式ジメチルスルホナゾⅢ滴定法 |
窒素 | マクロケルダール法 |
この呪文みたいなの何とかならないかしら…(涙)
固体燃料(石炭)
固体燃料の分析もいろいろあって書き切れないのですが、代表的なものだけ表にまとめました。
元素 | 定量方法 |
---|---|
炭素、水素 | シェフィールド高温法 |
硫黄 | エシュカ法 |
窒素 | セミミクロケルダール法 |
もう無理…!!!
「特定物質」の過去問にチャレンジ!
それでは、過去問にチャレンジしてみましょう!
最初はさっぱり分からなくて愕然とするかもしれません。
私もそうでした。
でも大丈夫!
丸暗記するしかないのですから!
令和2年(2020年) 問12
平成29年(2017年) 問12
平成26年(2014年) 問12
「大気特論」の勉強法
どうでしたか?
表を丸暗記するだけでも結構解けますよね?
「測定技術」は本当に範囲が広く難解です。しかも良く出るので厄介なんですよ。
個人的には一番苦労したところです。
私の場合、公式テキストを熟読しながら公式過去問集と公式科目別問題集の問題を解きまくりました。
合格するためにはこれしかありません!
★公式テキスト(通称:電話帳)
★公式過去問集
★公式科目別問題集
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