
フェルたん
ばいじん・粉じん特論で厄介なのが計算問題。
中でも頻出なのが「集じん性能」

たまお
集じん性能は、そんなに難しくないから大丈夫。
まずは毛嫌いしないでやってみて!
公害防止管理者(大気関係)の試験で、「集じん性能」は、毎年ではありませんが出題頻度の高い重要問題です。
計算は難しくないので、しっかりマスターして得点源にしましょう!
★「ばいじん・粉じん特論」の他の重要課題は以下を参照して下さい。
過去7年分の全過去問はこちらで演習できます。
集じん性能の公式
集じん性能の公式は一応ありますが、ここではあえて公式を使うことはおすすめしません。図解して、入口から入ったダストが出口で何個になるのかを手計算した方が分かりやすいし間違いにくいからです。
【例題】
集じん率85%と90%の集じん装置が直列でつながっている場合、トータルでの集じん率は?
【解き方】
- 初めに図解します。(図が用意されている問題もあります)
- 次に、1000個のダストを想定し、入口で1000個のダストが出口で何個になるか?を考えます。
- 1段目は集じん率85%なので、1000個の85%は捕獲されるので、出てくるのは150個です。
- 2段目は集じん率90%なので、同じように150個の90%が捕獲されます。つまり出てくるのは15個。
- 1段目、2段目トータルでは、1000個のダストが15個になるので、全体の集じん率は98.5%と導き出すことができます。


フェルたん
なるほどー!
この方が解きやすいかも。

たまお
実際には、直列だけでなく並列やその組み合わせの問題が出るけど、基本的な考え方はこれで大丈夫。
集じん性能に関する過去問
令和2年(2020) 問1
平成29年(2017) 問2
平成28年(2016) 問2
まとめ:計算問題対策【集じん性能】ばいじん・粉じん特論

フェルたん
これなら公式覚えなくても解けるからうれしいわ!

たまお
あとは「科目別問題集」と「過去問5年分」を繰り返してやればOK!
科目合格間違いなし。
科目別問題集はこちら
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過去問集(解説付き)はこちらがおすすめです。
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