完全ド素人の私が1ヵ月で危険物取扱者(乙4)に合格した実体験をもとに、危険物取扱者とはなんぞや?から合格するためにやるべきことまで徹底解説します。
危険物取扱者を目指している方はもちろん、他の国家資格にチャレンジしている方にも是非参考にして下さい。
危険物取扱者に関する以下の疑問にお答えします。
実体験に基づいて解説します。
危険物取扱者(乙4)合格のよろこび!

危険物取扱者(乙4)合格したわよ!


しかも満点かよ!
おめでとう!

私、危険物は全くのど素人なのよ
思い立ってから1カ月勉強して取れた!

やれば出来る子なんだな(笑)

それでは、危険物取扱者とは?から試験の攻略法、マル秘話まで解説しちゃいます。
最後まで読めば納得の完全攻略ガイドです。
危険物取扱者とは?

危険物取扱者は国家資格です。
甲、乙(1~6類)、丙、と区分があってそれぞれ扱える危険物が異なります。
ほとんどの人は、乙種 第4類(=乙4)を受験します。
それは、ガソリン、灯油、軽油など、最も流通している危険物を扱える資格なので、就職先として需要が高いからです。
危険物取扱者の資格区分
区分 | 取扱い対象 | 立会 | 受験資格 |
---|---|---|---|
甲 | 全ての危険物 | 可 | 化学系の学部卒、実務年数等制限あり |
乙 | 1~6類それぞれ異なる (4類はガソリン、灯油、軽油など) | 可 | 誰でも受験可能 |
丙 | 4類のうちの特定危険物のみ | 不可 | 誰でも受験可能 |
危険物取扱者の合格率
受験者数:年間約40万人
合格率:30%前後

意外と合格率低いのは驚きだね!
まるで難関資格のよう。

私も最初これ見て焦ったわ。
でも全然焦ることないの。
その理由は…最後まで読んでね!
危険物取扱者って何ができるの?
危険物取扱者の需要は多岐にわたります。主な就職先は以下の通りです。
消防法上、危険物を扱うところでは危険物取扱者が必ず在籍していなければならないので、持っているだけで武器になります。危険物はこの先も絶対に無くならないので、持っていてその価値が下がることはありません。一生物の資格です。
できれば、乙以上を目指そう!
危険物取扱者には、甲、乙、丙 の区分がありますが、可能であれば「乙」以上を取得することをお勧めします。
どうしてか?
- 甲、乙:立会できる
- 丙 :立会できない
甲、乙は立会ができるので、資格がない人に指示して作業してもらうことが可能です。一方、丙は立会ができないので、自分でしか作業できません。
もっと言うと、
甲、乙は管理者になり得る資格ですが、丙は現場作業者向けの資格だからです。現場作業しかやるつもりない!という方なら全く問題ありません。
危険物取扱者の勉強法?
危険物取扱者(乙4)の参考書
買ったのはこの1冊だけです。
<10日で受かる!>というキャッチフレーズに引き寄せられて買ってしまいましたが、完全に甘く考えてました。
10日間で合格というのは絶対無理とは言いませんが、仕事やりながらの勉強はかなり厳しいです。朝から晩まで丸1日、10日間みっちり勉強すればなんとかギリギリ合格できるレベルだと思います。
この参考書自体はとても分かりやすくて良くできています。ただ、10日では…ということです。
決して難しい資格ではないが、舐めてかかると間違いなく落ちる。
確実に言えることは、どんなに頭の良い人でも勉強しなければ間違いなく落ちます。それは、理系の一般常識だけではなく、法令を覚える必要があるからです。
具体的にどうやって勉強したの?
私がやったことはこれだけです。
最初は専門用語だらけでチンプンカンプンでしたが、覚えてくるとだんだん楽しくなってきます。

飛行機は飛び立つときが一番燃料消費するって言うでしょ?
最初がいちばん辛くて、そこを抜けてしまえば勉強も楽しくなるものよ。

そう、多くの人は最初の辛いところで脱落しちゃうんだよね。
辛くてもあきらめずに続けることだよ!
\資格を効率的に取る4つの勉強法/

危険物取扱者の試験会場にて


試験会場の朝
試験会場は沢山の人で溢れていました。
えっ!こんなに受験する人がいるの?
私の場合、試験会場は東北大学だったのですが、とにかく広く、危険物取扱者の試験だけでも教室が何十もあって、自分の教室までなかなか辿り着けず焦りました。なので、会場には余裕を持って早めに行きましょう!
試験が始まって驚いたこと
危険物取扱者の試験時間は2時間です(乙種)
試験が始まると、みんな一斉に問題を解き始めました。カツカツ鉛筆の音、ページをめくる音…緊張しますよね、このサウンド。するとどうでしょう。
30分もすると会場を出て行く人がゾロゾロと。
みんな解き終わって出て行くの?正直おどろきました。私もそのころには一通り解き終わってはいたのですが、まだ時間たっぷりあるし見直したりしないの?そんなに自信があるの?と少々混乱しながらも3回見直しました。結果、何ヶ所か勘違いで間違っていたので見直しは必要でした。3回見直した頃には、教室には数えるほどの人しか残っていませんでした。(個人的にはかなり衝撃的でした)
結局、私もトイレが我慢できなくなり、残り30分というところで会場を後にしました。ちなみに、一度退場したら戻ることは出来ません。トイレ退出も認められません。
あとで聞いた話なのですが、危険物取扱者(乙4)は、工業高校のカリキュラムの一環で取得させているようです。本人は取る気なくても仕方なく来ている人が多いのだとか。
なるほど、だから少年少女が大勢いたのか(笑)
合格率が30%前後と低い理由はここにあります。
まとめ:【完全攻略ガイド】危険物取扱者のすべて 試験概要~勉強法【徹底解説】


いかがでしたか?
合格率の低さには理由がありました。全く焦る必要はありません。かと言って舐めてかかるのは厳禁です。
勉強すれば取れます。勉強しなければ間違いなく落ちます。
独学に自信がない、過去に落ちたトラウマがある…
そんなあなたには通信講座がおすすめです。
スマホ、タブレットで勉強できます。費用もテキスト代ぐらいです。
1人で頑張らないでください。
合格すれば、それは大きな自信となり、より良い未来が切り開かれて行くことは間違いありません。
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