いま南米ガイアナが熱い!世界の投資家が注目する巨大石油埋蔵国

ガイアナって何?
おいしいの?

・・・・・
日本人の99%が知らない国、ガイアナ。
いま、この国が世界中から熱い注目を浴びていることを日本人は知る由もありません。
本記事では、その衝撃の真相に迫ります。
- 2015年米石油大手エクソンモービルがガイアナ沖に巨大油田発見
- 2019年12月20日原油生産開始
- 2020年 1月21日輸出開始
南米ではボリビアに次ぐ最貧国のガイアナですが、なんと産油国になってしまったのです。
しかも国民1人当たりの産油量は世界最大となる見込みで、国民生活が激変する可能性があります。
数年後にはサウジアラビアを超えるとまで言われています。
IMFのGDP成長予測は前年比86%

なんかものすごそう・・・

今は最貧国のガイアナだけど、2020年には富裕国になると言われているんだよ

まじか、ドバイみたいになっちゃうの?

もしかしたらそれ以上かも

今、世界中の投資家が注目しているガイアナ。
首都ジョージタウンでは石油関連の投資が相次ぎ既に街並みが変わりつつあります。
同国初のマリオットホテル、ハードロックカフェ、コンベンションセンター、高級マンションも続々建設中です。

私も投資したい!
でもどうやって投資すれば良いの?

まずは、どんな国なのか調べてみよう!
ガイアナってどんな国?
ガイアナってどこにあるの?
ここです!
ベネズエラ、スリナム、ブラジルと国境を接するカリブ海に面した小さな国です。

南米っていうだけで遠いけど、
まじで存在感0だったわー
ガイアナ基礎データ
- 面積:214,970㎢
日本の本州よりちょっと小さいぐらい - 人口:76万人 静岡県浜松市ぐらい
- 人口密度:3人/㎢ なんか過疎ってる…
- 首都:ジョージタウン
- 主な産業:砂糖、米などの農産物、ボーキサイド、金などの鉱物資源
- 公用語:英語

南米で唯一英語の国なのね!
英語の国、これは大きなアドバンテージです。
世界の投資家、観光客が注目するわけです。

ガイアナに行くには?
日本からの直行便はありません。
ニューヨークやマイアミ、トロントなどを経由して行くことになります。
この空前のバブルの影響かニューヨーク便が増便されています。
まだまだ観光客として訪れる人は稀ですが、石油関連業者やこのビジネスチャンスに乗って一攫千金狙う投資家は足繁く通っているのです。
日本からのパッケージツアーはまずありません。
語学に自信があって旅慣れた人向けですね
ガイアナの観光
カイエチュールの滝

落差226mで世界最大
ナイアガラの滝のなんと5倍!
これは必見です。一度見たら一生忘れないほどのインパクトです。これを見るためだけにわざわざ行く人もいるのですから。
ただし、ここに行くまでも大変。セスナ機でしか行けません。ジョージタウンから1時間セスナに揺られて、そこから徒歩でやっと拝めます。まさに秘境中の秘境。体力に自信がある人でないと無理ですね。
ちなみに、防護柵とかの安全対策は全くされていないので注意が必要です。
本当に自然のまんまです。

セントジョージ大聖堂

1892年設立、高さ43メートルの木造の教会では世界最大級
真っ白な外観がとても美しいです。
時おり中から聖歌隊の美しい歌声が聞こえてきます。
ガイアナの治安
南米はどこ行っても治安が悪いですが、ガイアナは特に悪いです。
強盗、銃所持による殺人事件が頻発しています。
昼間ですら不用意な外出は避けるようにと書いてあるガイドブックもあります。
特にアジア人は目立つので、夜の外出、一人歩きはやめましょう。
何かあってからでは遅いので、自分の身は自分の身で守るという意識でいて下さい。

ガイアナの政情
投資家にとって一番の懸念材料は、政情不安ですよね。
政情は安定しているとは言えません。
隣国ベネズエラとの国境紛争も未解決です。
GDPの50倍もの原油資源を適切に管理できるのか?
隣国のベネズエラのように世界最大規模の埋蔵量を持ちながら政情の不安定さからその利点を活かし切れないということにならないのか?
これまで貧困に喘いでいた人たちが、莫大な富と利権を目の前にしたらどうなるのか?
一部の権力者だけが囲い込んで独占したらどうなるか?
2020年、大統領選挙が行われるので注目です。

なるほどー
手放しでは喜べない状況なのね
いま南米ガイアナが熱い!世界の投資家が注目する巨大石油埋蔵国(まとめ)
ガイアナには「秘境」という言葉が良く似合います。
まだまだ未開の地です。
その秘境の地がドバイのように「大化け」しようとしています。
それはこの国が試されることでもあります。
ただ、今年ガイアナという国が世界中に知れ渡るのは間違いないと思います。
問題はそのポテンシャルを活かして豊かな国に生まれ変われるか?
巨大油田という強大な利権に対して人々は冷静でいられるのか?
これからも大注目の国です。
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