【やってはいけない子育て】アドラー心理学から紐解く子育てのヒント

学び
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「なんで分からないの?」

「だからダメなんだよ」

「走ってこい!」

公園で野球の練習をしている親子からこんな言葉(罵声)が聞こえてきました。子どもは一言も発せず黙々と練習を続けます。全然楽しそうには見えません。一方、親はタバコを吸って休憩してました。最悪ですね。

未だにこんな親がいると思うと悲しくて心が締め付けられる思いです。でも、驚くことに、こういう親、ぜんぜん珍しくないんですよ!

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「しつけ」という「言い逃れ」

「しつけ」という「言い逃れ」

「子どもがぜんぜん言うことを聞いてくれない…」

「子どもが問題行動ばかりして学校から連絡が来る…」

それは、親であるあなたに原因があると考えたことはありませんか?

子どもの問題行動には必ず理由があって、その全ての責任は親にあります。子どもは悪くありません。これは大前提です。

大声で怒鳴る、長時間説教する…全て逆効果です。

「叩く」は分かりやすい暴力ですが、「怒鳴る」を暴力と認識していない大人が多すぎです。

「しつけ」。虐待のニュースで良く耳にしますよね?この「しつけ」という言葉、罪を犯した親が、自分の行為を正当化し、言い逃れに使う最悪の言葉です。

親は子を育てながらいろんなことに悩み、いろんなことを学びながら子と共に成長して行くのです。

親は子どもにしつけられているということに気付くべきです。

子は親の所有物ではない

子どもは生まれた瞬間から一人の人格です。

子育ては重労働で一筋縄には行きません。でも、どんな時でも一人の尊い人間として接することを忘れてはなりません。子どもは、所有物でもファッションでもありません。

一人の人格として接することとは?

親と子は対等

親と子は対等

親は子を養っていくので、立場上、親がいろんな権限を持ちます。一方、子は無力です。でも、勘違いしてはいけません。

親子に上下関係はありません。

「宿題やらないなら夜ご飯抜きね!」

「こんな成績じゃ、お小遣いなし!」

立場を利用して強制したり罰を与えるのは虐待です。親は子から幸せをもらっている、子は親から安心をもらっている。親と子は、立場、役割が違えど常に対等なのです。

互いに尊重し、助け合って生きて行く存在ということを肝に銘じなければなりません。

子育ての一番の目的は自立させること

何のために子育てするのか?

究極的には、子どもが自立するためです。

箸の持ち方、靴紐の結び方…社会のルールまで、子どもが将来自立できるよう支援するのが親の役割です。でも、親は万能ではないし、やれることなんて実はそう多くはありません。親は見守ることぐらいしか出来ないのです。最初からそう考えた方が、肩の力が抜けるかもしれません。あれこれと口出すのはやめて、あくまでも子どもの自主性を育んで行きましょう。

なにも立派な親である必要などないのです。ありのままの自分をさらけ出して良いのです。

信頼関係が全ての基本

信頼関係が全ての基本

「親の言うことを聞かない」

「ぜんぜん話をしてくれない」

それはハッキリ言ってしまえば、子どもに信頼されていないからです。話しても聞いてくれないから無駄。親の言うことは注意ばかり。子どもはそう思っています。信頼関係は一朝一夕で築きあげられるものではありません。しかし、一瞬で崩れ去る繊細なものでもあります。

「お母さんは僕のことを良く理解してくれている」

子どもの立場になって理解しようとしてますか?

「そうだよね~」

「その気持ちすごい分かる!」

その一言だけでも子どもは安心します。

子どもの立場になって理解しようとすること、それが信頼関係の最初の一歩です。

楽しいが力になる

楽しいが力になる

冒頭で野球の親子の話をしましたが、怒鳴ったり厳しく指導すれば「それなり」には上達するでしょう。でもそれは、恐怖心から仕方なくやっているに過ぎません。そこに楽しさはありません。むしろ、嫌いになる可能性が高いです。一定レベルまで上達したとしてもそれ以上に花開くことはないと断言します。

動機が「怒鳴られたくないから」と「楽しいから」では、結果に雲泥の差が出ます。

楽しいと思えなければ、もっとやりたい、もっと上手くなりたいという自主的な感情は生まれません。ましてや長続きすることもないでしょう。

親がやるべきことは、その「楽しい」環境を作ることだけなのです。

子に厳しく指導する親ほど器が小さい

子に厳しく指導する親や指導者に限って、技術、指導力、考え方、全てが未熟と断言します。人間としての器が小さいと自ら晒しているようなものです。

厳しく指導するのは、子を自分の支配下に置いて、何でも自分の思い通りにさせたいから。

信頼関係さえ成り立っていれば、そんなことする必要ないですからね。これは会社の人間関係にも言えることです。スポ少などのチームに入る場合は、コーチ、監督の発言、行動を良く観察してみて下さい。チーム選びの判断材料になりますよ。

まとめ:【やってはいけない子育て】アドラー心理学から紐解く子育てのヒント

jumpshot photography of woman in white and yellow dress near body of water

私もいっぱい悩みながら子育てしてきました。

子育てに悩んだ時こそ学びのチャンスです!

友達や親に相談するのも良いですが、それぞれの立場や利害があるので、鵜呑みにすると危険な場合があります。一番良いのは、完全にフラットな第三者の意見や体験談。それは、いろんな本を読むことです。

「子育てで忙しくて本なんか読む暇ないわ」

それは言い訳にすぎません。どんなに忙しくてもスキマ時間は必ずあります。子育てが上手くいってないのなら、あなた自身が変わらない限りこの先も上手く行く訳がないのです。

そこで、私が悩んでいる時、自分が変わるきっかけとなった目からウロコの書籍を紹介します。子育てはもちろん、会社での人間関係や夫婦、親子、友人、すべての人間関係を良くするためのヒントがありました。全世界の人が、この本を読めば世界は変わるとさえ思いました。

今、あなたが変わるチャンスです。

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最後までありがとうございました♡

行政書士、個人投資家、理系女子、資格マニア、クラシック音楽の人。大手IT企業を華麗に退職してブラック企業を彷徨い人生絶望。このままでは終われない→猛勉強して行政書士一発合格!「人生は自分で描くもの」を実践中!

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